ホスピタリティ・マインド・ドットコム

代表 蔵田理よりご挨拶



Office K代表
 サービスコンサルタント
蔵田 理
 [くらた おさむ]

Pax intrantibus, Saulus exeuntibus

「歩み入るものにやすらぎを、去りゆく人にしあはせを」

=馬車よ、ゆっくり走れ= 東山 魁夷 著から

これは、私がホテリエとしての第一歩を踏み出したときから今日まで、一貫して念頭に置いている言葉であ
り、それは、ホテルオークラのサービス哲学の一つです。ご存じのように、ホスピタリティ(Hospitality)の語源
はラテン語のホスペス(Hospes)から始まり、中世ヨーロッパの教会が作った安息所を意味するものでした。
 
ホスペスに立ち寄った旅人をねんごろにもてなすことがホスピタリティの原点、そして本来すべての人間が持
っているマインドなのです。しかし、ホスピタリティ産業に従事しているものでも、どれほどそれを実践している
かには疑問符が付くことも多いのが現実で、昨今はホスピタリティという言葉だけがひとり歩きしているように
も感じます。
 
企業が顧客満足(CustomerSatisfaction)を目指すときに、まるで魔法の言葉のようにホスピタリティを
使いますが、ホスピタリティは理屈ではなく心の動きにほかなりません。ですから、心の動きを表現すること
がホスピタリティの実践なのです。
 
私どもホスピタリティ・マインドドットコムでは、ホスピタリティ・マインドを磨く人や企業、ホスピタリティ産業を
目指す皆さんが、ホスピタリティを表現するお手伝いが出来ればと考えております。



蔵田 理 プロフィール

■1977年、東京YMCA国際ホテル専門学校卒業後、大成観光株式会社(現ホテルオークラ)に入社、宿泊部フロントサービス課にベルマンとして配属される。その後、約18年に渡り玄関、ロビーを担当するサービスのスペシャリストとして勤務し「サービスとは何か」をテーマに接客する傍ら、社内サービスインストラクター第一号 として、社員教育はもとより新規ホテル開業スタッフ指導ならびに海外提携ホテルのスタッフ指導なども担当

■2000年、九州・沖縄サミット開催時には外務省臨時職員として接遇指導を支援し、ワールドカップ開催時にはボランティアスタッフの接遇指導も行う。ホテルマン生活30年間で約3000人の新人指導実績を持ち、現役ホテルマンとして官公庁や一流企業での講演も多数行う。宿泊部副部長の職を歴任後、ホテルオークラを退社。

■2004年、リゾートホテル経営、サービス向上に参画すべく株式会社ホテルサンバレー入社、取締役に就任、同年、ホテルオニコウベ総支配人も兼務する。

■2006年、フリーのサービスコンサルタントとして独立すると同時に、NPO人材アカデミー理事として活動にも参加。 2007年、人材育成会社CUEの顧問として「オフィスマナー講座」も開講した。

■2008年、OfficeKを設立、同年7月の洞爺湖サミットでは開催地ウインザーホテルの要請を受け、現場ホテルマンの指導とサミット首脳の接遇を担当する。

■2010年、NPO法人自動車学校マナー推進協議会理事就任。教習指導員へのマナー研修等実施。


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